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第二段階のプログラム


[プログラムの概観]

[第一段階詳細] [第二段階詳細] [第三段階詳細]

[その問題]


第二段階プログラムの概要

自己啓発セミナーの基本的な思想は、既に第一段階でほとんど紹介されてしまっている。

第二段階では、レクチャーの量が減り、実習が中心となる。 第二段階の内容をおおまかにまとめると次のようになる。

  1. 導入

  2. 自分自身と人生の振り返り

  3. 過去の完了

  4. 契約

  5. 帰途

では、以下でそれぞれ解説していく。


導入

この段階では、自分を振り返ったり、参加者間の親睦を深めたり、 グループを作ったりする。 また、真剣さが最初から非常に強調され、本当に本気になるように構成されている。


自分自身と人生の振り返り

この段階では、自分自身、特にその中でも人生について振り返り、 生きるというのはどういうことかを問われる。


過去の完了

過去のつらい体験を思い出し、胸の内を吐き出す。


契約

新しい自分自身に生まれ変わり、今後どうやって生きていくかを宣言する。


帰途

セミナーの本部まで帰り、次の段階に備える。



イニシエーションとしての第二段階

第二段階のプログラムは、基本的に一種のイニシエーションとなっている。

モーツァルトの『魔笛』や、 ヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエの 『化学の結婚』などを参照するまでもなく、イニシエーションは、通常、 「試練」、「死」、「新生」で構成されている。 第二段階はまさにこのような構造になっている。 つまり、これまでの人生を激しく責められ、死をモチーフとした実習を経て、 新しい契約の元に新しく生まれ変わる。

第二段階の効果というのは、おそらく、「本当に自分は(生まれ)変わったのだ」 という実感が最大のものであろう。 また、必ず訪れる死を思い、 その上で生きることの意味を自分に問う機会でもあるのだろう。 あるいは、とにかく、 なんだかわからないが凄かったという感想を持つ人も多いかも知れない。

なお、実習としては激しいものが多く、個人的な意見を述べれば、 心理的に強くない人の参加が特にすすめられないのが、第二段階である。


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